本を読む本

3章 読書の4つのレベル

1. 初級読書

「個々の文章の意味がわかる」レベル。
大人であっても、外国語の本や専門書を相手にするとき、単語の意味がわかっていないことがある。

2. 点検読書

「本全体が、何についてどのような構成で書かれているかわかる」レベル。
点検読書は決められた一定時間内に点検を終える技術である。 ほとんどの人が目次を読み飛ばすことからも、点検読書を訓練する必要性がわかる。

3. 分析読書

「可能な限り徹底的に読む」レベル。 分析読書は時間の制約なかったときに最も深く理解するための技術である。
高校修了時に身についていることが理想。

4. シントピカル読書

「1つのトピックについて、複数の本を互いに関連づけて読む」レベル。 本に書かれていないことについてまで説明したり議論できるレベルである。
大学修了時に身についていることが理想。

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